Jenkins の導入

環境構築をする度に調べ直しているので,Jenkins 導入時のメモを書いておきます

環境等

  • Git
  • Ruby のプロジェクト
    • coverage も表示させる

手順

1. java のインストール

  # yum install java-1.6.0-openjdk

2. RPM の取得

http://pkg.jenkins-ci.org/redhat/ から 最新の rpm を取得してインストール

  # rpm -ivh jenkins-1.492-1.1.noarch.rpm

3. 確認

ブラウザから,http://<address>:8080 にアクセスして Jenkins が起動していることを確認する

設定

Jenkins の管理

プラグインの管理

Git 連携と Ruby を実行するために,プラグインをインストールする

インストールするプラグインは下記の 3 つ

  • Jenkins GIT plugin
  • Hudson Ruby Plugin
  • Jenkins ruby metrics plugin
    • coverage 用

上記の 3 つにチェックを入れて、[ダウンロード後に再起動してインストール] をクリックする

このあと、インストールが終わるまで待つ

新規ジョブ作成

1. [ジョブ名] を入力する

  • ジョブ名に空白を入れると,処理の途中でエラーになることがあるので,文字のつなぎにハイフンなどを使用する

2. [フリースタイル・プロジェクトのビルド] を選択する
3. [OK] をクリックする

設定

1. [ソースコード管理システム] で [Git] を選択する
1.1. リポジトリの URL を [Repository URL] に入力する
1.2. ビルドおよびテスト対象のブランチ名を [Branch Specifier] に入力する
2. [ビルド・トリガ] を選択する
3. [ビルド] で [ビルド手順の追加] から、[Execute Ruby script] を選択する
3.1. Script へ,Ruby のパスを含めた環境変数 PATH を設定する

  • あとで,異なるバージョンの Ruby のジョブを追加しようと考えているため

4. [ビルド後の処理]
4.1. [ビルド後の処理の追加] から [Publish Rcov report] を選択する
4.2. [Rcov report directory] に [coverage/rcov] を入力する

その他

simplecov, simplecov-rcov を使用する場合は helper へ下記を追記する

  require 'simplecov'
  require 'simplecov-rcov'

  SimpleCov.formatter = SimpleCov::Formatter::RcovFormatter
  SimpleCov.start